2019年9月27日金曜日

大阪層群

大阪層群
 大阪平野周辺に、大氷河時代が始まる前の約350万年前~30万年前の間にたまった地層です。平野の地下とその周りの丘陵地に分布し、深いところでは3000m以上の地層が積み重なっています。数十層の火山灰層に加え120万年前よりも後には温暖な間氷河期(かんひょうがき)に海でたまった粘土層(海成粘土層)がはさまれます。地層の重なり方や年代、化石や古地時期(こちじき)が詳しく研究され、世界的な気候変動曲線と対比されています。大阪層群は、日本で最も詳しく研究された第四紀層の一つです。

主な火山灰層 アズキ 86万年   ピンク 104万年前
アケボノゾウ 180万年 120万年

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