以前のニュース 2014/12/08
大阪府内の名所・旧跡などを訪ねて数多くのスケッチ画を描き、作品を関係自治体に教材として寄贈してきた豊中市の元教諭、福西茂さん(故人)をしのぶ作品展「豊中の史跡・文化財をさぐる-福西茂さんのスケッチから」が、豊中市曽根東町の市立中央公民館1階ロビーで開かれている。
福西さんは大正10年、大阪市生まれ。豊中市に移住し、戦前から戦後にかけて大阪市内で小中学校の教諭を務めた。
昭和57年の定年退職後、北摂地域や大阪市などを自転車で訪れ、はがき2枚大の画用紙に名所・旧跡などを描いたほか、解説なども書き残した。作品数は3500点近くに上り、関係各市町に寄贈。昨年6月に亡くなった。
今回の作品展は、数多くの寄贈を受けてきた豊中市教委と地元のボランティアグループ「豊中の歴史を掘る会」が企画。
市内にある旧新田小学校の木造校舎や、江戸時代の「赤ひげ医者」とされる園井東庵の墓などを描いた118点の作品を展示している。
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