2014年6月2日月曜日

六地蔵 六観音

コメの消費量 120キロ 昭和38頃
       現在は 61.0キロ

コメ 1900年 一世帯 62、554円126キロ    2011年 27、780円 82キロ  
   コメの価格は 30%以上下がっている。  
  
パン 1990年      26,122円    2011年 28,368円

良質のパン用小麦 「ハルユタカ」北海道
ラーメン専用の小麦 「ラー麦」

加工用米  2008年 566トン  2011年 70倍 4万トン



六地蔵
 地蔵菩薩は悪世において救済活動を行う菩薩です。菩薩とは大乗仏教では仏陀となるための修行中のもののことをいい、地蔵菩薩は仏陀となることを延期して菩薩状態にとどまり、衆生の苦悩の救済を本願としました。

六地蔵とは六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)のそれぞれにあって、衆生の苦悩を救済する地蔵菩薩のことです。その名称・形像は典籍によって異なりますが、一般には、地獄道を化す金剛願、餓鬼道を化す金剛宝、畜生道を化す金剛悲、修羅道を化す金剛幢、人間道を化す放光、天上を化す預天賀地蔵の総称とされます。日本では平安中期以来、六地蔵の信仰が盛んになり、六地蔵には、寺院・路傍・墓地などに祀(まつ)られた六体の地蔵や、あるいは地蔵堂に祀られたもの、六か所の寺院や堂に安置されるもの、また各所の地蔵尊のうちから六か所を選んだものなどがあります。


「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天」の六道を行脚される地蔵菩薩の御姿を、それぞれ六体の尊像に表 したものがこの「六地蔵尊」です。お地蔵様は身近でよくお見かけする仏様ですが、実はお釈迦様が亡くなられ て(涅槃)、次の仏陀として弥勒菩薩様がこの世に降りてこられるまでの間(56億7千万年後)、六道すべてを救 う任を命ぜられたのがお地蔵様、つまり地蔵菩薩なのです。
すべての人が、悟りを開いて仏になったり、極楽浄土や天国に行けるわけではありません。生きている間の行い、 良いことや悪いことの報い、つまり「業(ごう)」に依って次の世に生まれ変わると言われています。  それが仏教の説く「六道輪廻(ろくどうりんね)」です。
 気の遠くなる程長い時間苦しみを受け続ける「地獄道」。
 常に飢え、渇き、他人を蹴落とし決して満たされない「餓鬼道」。
 弱肉強食、或いは人に使われ続ける「畜生道」。
 出会う者同士殺し続ける「修羅道」。
 そして我々の居る「人間道」。
 人間よりも優れ、寿命も非常に長いし空も飛べるが、煩悩が無いわけではない「天道」。
人が亡くなってから四十九日の間に七度裁判にかけられ、閻魔様や仏様達によって裁かれ、生前の行い、罪の 軽重、積徳の多少、遺族による法要の模様等々吟味されて行き場所を与えられるのです。
ちなみに、「地獄」と「天」とでは、救うために使う力も違うので、最も威力のある「地獄道」に対応される尊 像を上座(右側)に奉安し、後は順次左側へ向かって並んでおられます。
人は徳を重ねて生きるものですが、知らず知らずのうちに罪も重ねているかも知れません。どこへ行っても救っ ていただけるよう、手を合わせましょう。        合掌



 六観音

六道それぞれの衆生を救う6体の観音密教では、地獄道(しょう)観音餓鬼道千手観音畜生道馬頭観音修羅道十一面観音人間道准胝(じゅんでい)または不空羂索(ふくうけんじゃく)観音天道如意輪観音を配する。ろっかんのん。

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