平安時代の長徳2(996)年に河内石川寺の仏眼(ぶつげん)上人の進言により花山法皇が寺社を建立したのが豊中八坂神社のはじまりとされるとのこと。熊野田(旧村名)の由来ともあり。その後、老朽化した社殿が永正丙寅(1504)に足利義澄により再建され、天正年間に荒木村重の兵戦により社殿が破壊された後、慶安2(1649)年に現在の位置に再建されたとのこと。もともとの社名は葛上神祠(くずかみしんじ)であったが、弘治2(1556)年に牛頭天王と名を変え、さらに明治3年に神仏分離政策により八坂神社と社名を改めたとのこと。京都祇園社が八坂神社と改称したのは明治4年であるとの記載もあり。
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