MSN産経ニュース 2013年12月13日
弥生時代の遺跡に 空襲の跡 大阪府豊中市
弥生時代の拠点集落があったとされる大阪府豊中市の新免遺跡で、直径15メートル、深さ2.5メートルの巨大なすり鉢状の穴が見つかったことが13日、分かった。調査した市教委は、昭和20年6月の豊中空襲で米爆撃機B29が投下した1トン爆弾の爆発跡と推定。当時、この穴の脇の防空壕(ごう)で九死に一生を得た元住友金属工業専務の杉田宏さん(78)=同府箕面市=は巨大穴の発見を知り、「爆撃で防空壕が土に埋まり、救出されると外の景色が一変していた」と10歳当時に見た惨状を生々しく振り返った。 写真は、新免遺跡で見つかった豊中空襲の爆撃による直径15メートルの巨大穴=11月8日、大阪府豊中市玉井町(同市教委提供)
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