2017年3月4日土曜日

天保山の史跡



写真:

写真:

写真:
二等三角点
写真:


西村捨三翁 銅像
第6代大阪府知事

写真:
「彰往察来」昔の出来事を明らかにして、これから先のことを予測すること。 
先の戦争において、たとえ戦時下という異常な状況の中とはいえ、多くの中国人が日本国内の鉱山や港湾などにおいて、厳しい労務の中で多くの苦難を与えられました。
 ここ大阪においても、「日本へ強制連行され、大阪で港の荷役を強いられた。」といった体験者の証言もあり、また、「華人労務者就労事情調査報告書」(外務省報告書)において、千人を超える中国人のうち八十人を超える方が、港湾荷役労務などの中で、再び祖国へ帰ることなく亡くなっていることが明らかになりました。
 われわれが心に深く刻み付けて忘れてはならないことは、過去の歴史を教訓として学び、未来を望んで、人類社会の平和と繁栄への道を誤らないことであります。
 この歴史的事実を厳粛に受け止めて、戦争の悲惨さを語り継ぎ、国籍・民族・文化等の違いを超えた相互理解と友好を深め、永遠の世界平和を心から願う気持ちを込めて、ここに日中友好の記念碑を設置します。

 2005年6月

0 件のコメント: