2016年4月7日木曜日

不思議な道標  石橋の道標

 右面  「右 西宮 /左 大坂」
  正面・東「右 妙見 /すぐ 西宮」
  左面  「天保二年」(1831)
  背面  「すぐ 大坂  京 /左 いけだ」



  明治18年の地図から考えると 腑に落ちない点がある。
西国街道は 黄色   能勢街道は 赤色  麻田道は 水色 である。
設置された場所は 交差点の西側とされている。

この道標は、石橋の東方の山形宅にあった物です。
地図から考えるには、下記の表示になると考える。

   右面 「右 西宮 /左 大坂」   池田から来たとなる
          では、左は背面と同じ表示 大坂 京とすべきだ
  正面 「右 妙見 /すぐ 西宮」  大阪から来たのでなく
              人の案内となるので  
        では、左 大坂とすべき

  左面  「天保二年」(1831)
  
  背面  「すぐ 大坂  京 /左 いけだ」  西宮から来た人への案内なるが。
               この記述では、大坂・京都が同じ方向になるのは 納得がいかない。
                                 ここでは すぐ 京  右 大坂 とあるべきである。
   


大発見です「麻田道」の道標 2015年2月12日木曜日

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